10月2日のプロフェッショナル商品撮影コースを開催。
午前10時から2時間の写真基礎と午後1時から午後5時までの商品写真撮影の実習を行いました。
写真基礎では、商品撮影で必要な写真の基礎知識を中心に露出計(入射式)の使い方まで学んでいただきました。
午後からは、スタジオライティングの基本となる数種類の1灯ライティングから学び、そのライトを組み合わせて作る多灯ライティングの実習を行いました。

写真は3灯ライティング
トップライト(頭上)・プレーンライト(サイド45度)・レンブラントライト(逆光45度)の3灯ライティングです。メインライトはレンブラントライトにしています。
ライトバランスとしては、レンブラントライトが他のライトより半段強く当てています。
多灯でライティングに実習をする場合は、各ライトの強さを半段ピッチで変えながら、写真の変化を見てもらっています。
今日はここからが本番です。
生徒さんが持ち込んだ商品での撮影実習です。

金属物の撮影は一手間必要な商品です。
上の写真は、基本となるトップライトと両サイドからの挟み込みのライトでの撮影です。
この商品は金属なので、基本ライティングでは、天面がグレーになって商品商品写真としては不十分です。天面の金属感を出すためのライトの追加が必要です。

ピントが甘い写真ですが、奥から光を当て天面を光らせた画像です。
ここで難しいのは、どの程度の光の強さで天面を光らせるかです。
強い光を当てすぎると、背景と溶け込んで商品の形がわからなくなるためです。

奥からの光が明るすぎるとこんな写真になってしまいます。
天面の奥が、背景と溶け込んでいます。
最後に切り抜き撮影のセットの作り方を少しだけ学んでもらいました。

切り抜き撮影のある程度ライティングをした状態の写真です。
まだ完成形ではありませんが、ここまで出来ればそこそこ綺麗に見えるので教えました。

切り抜き用撮影をした写真から商品を切り抜いてグレーバックに貼った物です。
WEB用ならこの程度の写真でも使えるかもと考えています。

切り抜き用撮影をした写真から商品を切り抜いて黒バックに貼った物です。
実習中にも話した通り、こんな光ものは切り抜きや白バックより黒バックなどの濃い背景の方が撮りやすいです。
見本写真は実習で生徒さんが撮影したものです。
許可をいただいて掲載しております。
シップ写真教室の商品撮影コースのご案内
プロフェッショナルコース商品撮影(個別指導・完全予約制)
■Product Photo Class(プロフェッショナル商品撮影コース)
入会金 11,000円
受講料(1講座2時間) 11,000円
設備費 5,500円
※設備費には、スタジオ使用料・スタジオ内常備機材使用料(レンタル用品を除く)
・紙トレペ・テープ類などの消耗品代を含みます。
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