フリーモデルを広告写真撮影に使う難しさ。

シップ写真スタジオ 
フリーモデルを広告写真撮影に使う難しさ。

私どもでは基本、モデル事務所に所属しているモデルさんにお仕事を依頼しています。
これは広告の撮影の仕事で問題が起きることを可能な限り避けるためです。
しかし、最近のWEB用の広告写真撮影では予算も少なく写真の使用範囲も
広くモデル事務所では対応いただけない案件が増えています。
その為、多少のリスクはありますがWEB上でお願いしたフリーモデルを
使う機会が増えているのが現状です。

フリーモデルを使うデメリット
フリーモデルの中にはプロ意識が低い方も多くいますので、
プロモデルのようにはいかない事が多々あります。

1. WEB上のモデルの写真が上半身の物が多く
 顔はわかっても全身の写真が無く全体のバランスとモデルの持つ雰囲気が見れない。
2. 動ける(ポージングができる)かわからない。
3. ドタキャンの危険性。
などなど不安要素があります。

フリーモデルを使うメリット
モデル写真の使用期限など使用に関する条件が緩いなど多くの利点。



私どものモデル撮影ではECサイト用など撮影料金自体が格安の案件も多く
モデル料が捻出できないものはスポンサーと相談してフリーモデルを使います。
その際、モデルには容姿や体型以外に最低限確認することがあります。
以下のことを注意してフリーモデルにお願いしています。
・競合しそうな仕事のモデルをしたことが無いか。
・撮影会モデルをしている、した事が無いか。
・公序良俗に反する行為に近いことをした事が無いか。

撮影内容によって異なりますがスポンサーの迷惑をかける可能性があるモデルを使わないためです。

フリーモデルを広告写真撮影に使うのは難しいと感じています。
しかし、使わないと仕事にならない仕事もあります。
ECサイトなどでフリーモデルを使う必要のある皆さんには、
フリーモデルと事務所所属のモデルとの違いを理解した上でご依頼いただければと思っています。

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