記念写真撮影をする近所の写真館が営業を辞めた・・

2024-12-07

私の住む周りでは、写真屋さんや写真館が多く営業を辞めています。
そんな影響もあるのでしょう。
よくこんな電話がかかって来るようになりました。
『携帯電話の画像を出したい、プリントしたい』などなど
今までなら、街の写真屋さんでなんとかなっていたものです。
私どもでは、写真の撮影が本業なので基本お断りします。
写真屋さんや写真館が減って色んなことが不便になって来ています。

なぜ、街の写真屋さんや写真館が減って来たのでしょうか？
私の個人的な見解を書くと、
写真のプロとしての知識と技術が写真屋さんや写真館には無かったからではないでしょうか？
昔々、写真館は写真が写れば、商売になりました。
それは、写真を作るということ自体が難しい時代だったからです。
現在では、デジタルになって一般の皆さんでも写らない事はないと思います。
その中で、写真屋さんや写真館を営むためには相当な努力が必要になっています。
色んな形で一般の皆さんが撮る写真より価値のある写真を作る努力をしなければなりません。
そんな努力ができない写真屋さんや写真館が淘汰されています。

＜写真館と記念写真撮影＞
最近、お問い合わせの中で写真スタジオを誤解しているなーと感じることがあります。
スタジオアリスとかマリオとか衣装を揃えている写真を撮るサービスがあるため、
衣装が豊富にそろっている点が写真屋さんや写真館のメリットと思われている方が
多くいらっしゃることです。
衣装も大切かも知れませんが、写真スタジオのライトが固定では色んなお客さんに
対応した良い写真は絶対に撮れません。
やはり、写真屋さんや写真館はカメラマンの写真に対するトータルな技術が
一番大切だと考えます。

あなたが行こうとしている写真屋さんにはプロのフォトグラファーはいますか？
貴方を、最高に綺麗に写すために貴方の話を聞き、あなたに合うライティングを
セットしてくれるフォトグラファーはいますか？
身長が変われば、体型により、イメージに合わせて、写真撮影のライティングや
撮影アングルやカメラのレンズは変わらなければなりません。
それぞれの、お客様に対応した記念写真が撮れることの方が重要ではないでしょうか。

大阪で記念写真撮影をお考えの皆さま、
インターネットを調べてもどこの写真屋さんが良いかわからないとお悩みではありませんか？
そらそうだと思います。
どの写真屋さんも宣伝のためのホームページですから、悪いことは書きませんから。
見本写真も、本当にその写真屋の撮った写真かわかりません。
けっこう、ストック写真の写真を購入して見本写真に使っているのも散見しますし、
見本写真だけ、プロを雇って撮影している場合もあるようですし。
本当に良い写真屋さんを見つけることは、一般の皆さんには難しいかも知れません。
金額もかかることですし、失敗はしたくありませんね。
最低でも、撮影をお願いする前には相談する時間を持って、お相手のカメラマンを見るのも
重要かも知れません。
私どもも大阪で記念写真撮影をある程度お受けしております。
ある程度と書いたのは、仕事の優先順位で広告の撮影が入っている時は
撮影を受け付けていない為です。
それでもよければ、私どもの記念撮影のホームページをリンクしておきますのでご覧ください。

＜記念写真撮影は一番難しい納品形態です＞
一般の皆さんは、写真屋さんや写真館の記念撮影は簡単に撮影して、プリントして
その割には高いなーと思っていませんか？
確かに、多くの写真屋さんや写真館の中には、撮影もいい加減、プリントもいい加減な
ところも多く、そのように感じても仕方ないと思います。
本物の写真屋さんや写真館は、お値段に見合う作業を必ず行っているはずです。
撮影に関しては先ほど書きました通り、あなたに合うライティングをセットして
撮影に臨んでいるはずです。
そして、データーを最適化してプリントを発注または自家プリントします。
そのプリントも、貴方の記念写真に最適と思われるプリント紙を選択しているはずです。
ここまでするから、本当はそれなりの金額になるのです。
本物の写真屋さんや写真館は、プリントまで責任を持って記念写真を仕上げることができるはずです。

＜大阪の本物の写真屋さんや写真館は生き残ってほしい＞
私は大阪の記念写真を撮影するみなさんには頑張ってほしいと思っています。
『写真屋さんに行って写真を撮ってもらっても大したこと無いな。』こんな声をよく聞きます。
そんなことを一般の消費者に言われても平気でいられる大阪の写真屋さんや写真館は・・

写真屋さんや写真館は、貸衣装や偽物のヘアメイクさんなどで集客せずに
撮影技術を重視する写真屋さんや写真館になりましょう。
それが、将来的には写真屋さんや写真館で記念写真を撮りたいに繋がる事だと考えています。

街の写真屋さんや写真館が多く生き残れますように。