フォトグラファー養成スクールで写真を学ぶ!

シップ写真スタジオ 
撮影講座(点光源と面光源)

最近、フォトグラファー養成スクールに行こうかお悩みの女性が、
単発のプロフェッショナル写真教室(モデル撮影)に参加されました。
6ヶ月で・・、7回の講座でなどなど、社会人でも学びやすい専門学校的?な写真教室があるようです。
そこで、学んでプロとして活動したいとのことでした。

それは甘い考えです。
はっきり言って難しいと思います。
写真撮影は簡単なものとお考えの方に言っておきます。
プロカメラマンは写れば良いというものではありません。
撮影して、高い報酬を得るためには相当厳しい努力が必要です。
学べば、なんとかなるものではありません。

写真教室で生徒さんからよく聞く相談から

『撮影の知識を増やしたい!』からフォトグラファー養成スクールに行きたい
何万通りもある撮影方法と経験、そして新しい発想、こんな事を数日で学べるわけはありません。
プロカメラマンは一生の努力が必要な職業です。
外から見るほど簡単な仕事ではありません。
フォトグラファー養成スクールで学んでも、学び足りませんが通う価値はあるかもしれません。

シップ写真教室のプロフェッショナルコースで学ぶ生徒さんは
5割はアマチュアでハイレベルの撮影を学びたい方で、残り4割がプロカメラマンになりたい方、
残り1割が副業カメラマンや若いこれからのプロカメラマンです。
プロカメラマンになりたい生徒さんの半数以上は
プロの写真撮影はそこまでするのかとプロを目指す事を諦めているのが実態です。

『カメラのお仕事をしたい!』からフォトグラファー養成スクールに行きたい
すれば良いと思います。
写真撮影に資格は必要ありません。
ただし、学校に行ったからカメラの仕事ができると思わないでください。
主婦や社会人が片手間でできる仕事ではありません。
どうしても写真で仕事がしたいなら、
しっかりとした写真スタジオで助手をしながら撮影を学ぶ事をお勧めします。

『出張撮影フォトグラファーとして記念日の同行撮影をしたい』から
フォトグラファー養成スクールに行きたい
出張カメラマンは簡単な仕事に見えるようですね。
私ども写真教室にも、出張カメラマンになりたいと多くの方からお問い合わせがあります。
出張撮影の怖さを知らない恐ろしい発想だと、いつも思いながらお話を聞いております。
<出張撮影の怖さ>
出先での撮影の場合、撮影条件が一定ではありません。
撮影場所の広さ、太陽の位置、天候など様々なものに影響されます。
どんな条件でもそこそこの写真撮影を要求されるのがプロです。

未熟な技術しか無いカメラマンに出張撮影は難しいし、頼んだお客さんにも失礼です。
それなりの撮影技術の無い方は、出張撮影はするべきではありません。

『趣味からプロにレベルアップするための撮影技術を学びたい』
からフォトグラファー養成スクールに行きたい
趣味でもプロに負けない、レベルのカメラマンは多数存在します。
プロとアマチュアとでの大きな違いは、お金が絡むことが一番です。
ですから、プロにレベルアップは撮影技術を学ぶこととは少し違う気がします。

シップ写真教室では、基礎から撮影技術を学ぶのは当然ですが
まだまだ未熟な私ですが、こんなプロも居るのか見てほしいといつも思っております。

『ベビー・キッズモデル撮影をしたい』からフォトグラファー養成スクールに行きたい
難しい撮影をしたい女性が多いのには驚くことがあります。
言葉もあやふや、言う事も伝わらない、言う事を聞かないなど難しい被写体です。
赤ちゃんなら、環境の違いから泣いてしまう子、ストロボを使うとびっくりして泣いてしまう子、
眠ってしまって撮れない子など大変です。

シップ写真教室の人物撮影コースでは、ベビー・キッズモデル撮影には慣れも必要ですので
赤ちゃんやキッズを使っての撮影実習も行っています。

いろんな動機でフォトグラファー養成スクールに行きたいとお考えの方からのご相談をいただきます。
私は、フォトグラファー養成スクール(教室)の実態をすべて知っている訳ではありませんので
良し悪しは分かりませんが、プロとして仕事をしたいとお考えなら他の考え方も必要かと思います。
学校・教室で写真を学んだだけでは難しいからです。
その後、助手でも良いのでやりたい撮影をするカメラマンから実践で学ぶ必要があると思います。

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